2016年正月休みにお勧めしたい本3冊、「経営の仕組みと商売魂」

2015年12月29日 一般社団法人千葉IT経営センター 代表理事  野村 真実
 少し読書時間の取れるこの時期、経営者の方や経営支援を行っている方にお勧めする本をご紹介いたします。
 なおテーマは、「経営の仕組みと商売魂」ですが、視点の異なる本を選びました。
 ご意見やご感想をお寄せいただけると幸甚です。
  
  
① 「商売心得帖」  松下幸之助著
 「経営の神様」松下幸之助先生が、自らの体験から得た心得をまとめ、商売や経営を行う上での心得が語られている。(なお「経営心得帖」もほぼ同時に読んだが、小生にはこちらからのヒントが多かった。)
 「商売」や「商い」という響きがお金儲けというニュアンスを含みやすいため、日本人は距離を置きがちであるが、「魂の入ったサービスや商品」の値段(価値)は堂々と主張しましょうと背中を押してくれます。「値決め」は経営そのもの、という稲盛和夫先生の教えにも繋がり、客観的にサービスや商品を見ることの重要性も教えてくれます。
  <お勧めワンセンテンス>
   「自分の店の総合した魂というか奉仕、そういうものが価格に計算されなくてはならない。」
  
  
  
② 「99%の社長が知らない銀行とお金の話」  小山昇著
 企業経営は銀行との付き合いを大事にしなければならない。「お金の性質」について、深く知らなければならない。という当たり前のことであるが、難解な話なので、腑に落ちにくい。その辺りを本書は事例を用いて解説してくれている。
 事実、自計に取り組み、事業報告書を作る。定期的に報告に行く。というやり方を2年前から始めた小生の顧問先は、順調に取引条件が緩和されている。
  <お勧めワンセンテンス>
   「金利を払って、(いざという時に会社を立て直すための)時間を買っている。」
  
  
  
③ 「ガーバー流 社長がいなくても回る仕組み経営」 堀越吉太郎著
 起業してまもない、又はまだ従業員が少ない会社は、ガーバー流を参考にすべきと思い、推薦いたします。
 書いてある順番や事例などに違和感あり、という本ですが、わかりやすいので、経営初心者向けです。
 社長がいなくても「判断できる基準」、「行動する基準」、「成長する仕組み」のヒントになると思います。
  <お勧めワンセンテンス>
   「会社の規模が小さいときから、大企業のように経営している会社だけが大企業になれる」
  
  
 以上3冊、ご参考になれば、幸いです。
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   2016年正月休みにお勧めしたい本(PDFファイル)